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仕事に追われる毎日のなかで、「いつもの温泉とは少し違う旅をしてみたい」と思うことはありませんか。
一人だからこそ、自分のペースでゆっくり過ごせる温泉旅は、心と身体を整える大切な時間になります。
韓国・釜山と聞くと、グルメや市場、海辺の景色を思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも、実は韓国にも長い歴史を持つ温泉地があり、日本とは異なる“湯を楽しむ文化”が息づいています。
今回宿泊したのは、釜山・東莱温泉にある「ホテル農心」。
併設された虚心庁では、温泉に入り、オンドルで休み、また湯へ向かう――そんな韓国ならではの過ごし方を体験できました。
この記事では、ホテル農心で過ごした滞在記とともに、温泉一人旅で味わいたい韓国の湯文化をご紹介します。
釜山の街に息づく、“韓国の湯文化”

一湯一会|湯とオンドルを行き来する、韓国の長い夜
温泉に入り、
オンドルで横になり、
また虚心庁へ向かう。
日本の温泉旅館とは違うけれど、
気がつけば何時間も湯と休息を繰り返していました。
韓国の湯文化は、
「一度入って終わり」ではありません。
温泉に入り、休み、また温泉へ向かう。
そんな時間を何度も繰り返しているうちに、気がつけば何時間も虚心庁で過ごしていました。
釜山には、日本の温泉旅館とはまた違う“湯との向き合い方”があります。
静かに浸かってすぐに部屋へ戻るのではなく、
温泉・サウナ・休憩・食事を繰り返しながら、長い時間をかけて身体を整えていく文化が根付いています。
その中心にあるのが、ホテル農心と併設の巨大スパ「虚心庁(ホシムチョン)」。
観光客向けというより、地元の人たちが日常的に通う“生活の温泉”という雰囲気が強く、
その空気感がとても心地よいのです。

ホテル農心で触れた、釜山の“湯のある暮らし”

ホテル農心は、釜山の名湯エリア「東莱温泉」に佇む温泉ホテル。
重厚感のある館内ですが、どこか素朴で、肩の力が抜けるような雰囲気があります。
ロビーには静かな照明が落ち、
チェックインを済ませて客室へ向かうと、
ふわりとオンドルのあたたかさが足元から伝わってきます。
“床から温まる”という体験は、日本の温泉旅館とはまた違う心地よさ。
湯上がりにオンドルの上で横になると、
身体の芯がじんわりと緩んでいくのがわかります。
【オンドルつき客室】床から伝わる、韓国のぬくもり

今回泊まったのは、オンドル付きの客室。
床に座ったり寝転んだりしながら過ごす時間は、
日本の旅館とはまた違う“くつろぎの形”でした。
温泉で温まったあと、
オンドルのぬくもりに包まれながら過ごす夜は、
旅の疲れがふっとほどけていくような静けさがあります。
【虚心庁】韓国最大級の温泉スパで過ごす“長い湯時間”

ホテル農心の最大の魅力は、
併設された韓国最大級の温泉施設「虚心庁」。
巨大な湯殿に立ちのぼる湯気、
韓国伝統音楽が静かに流れる空間、
そして温度や効能の異なる多彩な湯。
ここでは、
「入って、出て、休んで、また入る」
という韓国ならではの“長い湯時間”が自然と身についていきます。
湯上がりの辛ラーメンは、なぜあんなに美味しいのか
虚心庁には軽食コーナーがあり、
私は毎回ここで辛ラーメンを食べるのがお約束です(笑)。
湯気で火照った身体に、
少し辛いスープがすっと染み込んでいく感じ。
家で食べるのとはまったく違う美味しさがあります。
これもまた、韓国の温泉文化の一部なのだと思います。
宿の基本情報
・施設名:ホテル農心(HOTEL NONGSHIM)
・エリア:韓国・釜山 東莱温泉
・部屋数:全240室
・チェックイン:15:00 チェックアウト:11:00
・アクセス:金海国際空港から車で約40分
・価格帯:1泊 20,000円JPY前後〜(時期により変動)
まとめ|韓国の温泉文化に触れる旅
ホテル農心は、ただ泊まるだけのホテルではありません。
オンドルのぬくもり、虚心庁の圧倒的なスケール、そして地元の人たちが自然体で楽しむ“湯のある暮らし”。
日本の温泉旅館とは少し違いますが、その違いこそが韓国ならではの魅力でした。
温泉に入り、オンドルで休み、また湯へ向かう。
湯上がりには、お決まりの辛ラーメンを味わう。
ホテル農心は、韓国を代表する食品メーカー「農心」とゆかりのあるホテル。
だからこそ、この一杯も旅の楽しみのひとつです。
温泉に入り、オンドルで休み、最後は温かい辛ラーメンでひと息つく。そんな何気ない時間まで含めて、韓国ならではの湯文化なのだと感じました。
時間に追われる毎日を少し忘れ、自分のペースで心と身体を整えていく。
そんな穏やかな時間は、温泉一人旅だからこそ味わえる贅沢なのかもしれません。
「次の旅は、日本を飛び出してみようかな。」
そう思ったとき、釜山・東莱温泉は、きっと心をゆるめる新しい旅先になってくれるはずです。
それではまた、次の「一湯一会」でお会いしましょう。


